この度、株式会社ユニキャストは、ロボティクス事業における新サービスとして、ヴイストン株式会社が製造販売する卓上型の小型ロボット「Sota」を活用した受付サービスである「企業受付 for Sota」(以下、「本サービス」という)を2017年6月14日より販売開始しました。
本サービスは、「働き方を受付から変える」をコンセプトに、卓上型の小型ロボット「Sota」がスタッフの代わりにお客様の応対を行います。Sotaが、お客様のご用件をお伺いして担当者へ通知したり、担当者からの伝言をお客様に伝えることができます。また、Sotaから担当者への通知は、スマホやPCだけでなく、使い慣れた内線電話で行うことができます。
(1)来客対応
Sotaがお客様を見つけてご挨拶し、タブレットでご用件を選ぶように促します。顔認識機能によりお客様が誰なのかを識別し、お伺いしたご用件を担当者へ伝えます。担当者は、Sotaを介して、「すぐに参ります」「お入りください」といった伝言をお客様に伝えることができ、お客様をお待たせしません。
(2)スタッフに通知
Sotaが、お客様のご用件を、担当者のスマホ、PCや内線電話に伝えます。担当者は、アプリや電話のダイヤルキーを使ってSotaに伝言を頼んだり、都合の悪い場合には、周囲のスタッフに対応を依頼できます。
(3)来訪履歴管理
お客様の来訪目的や応対内容の履歴はすべてクラウド上に保存され、いつでも確認することができます。例えば、外出先で、自身が担当しているお客様がご来社された場合でも、来訪履歴から気付くことができ、フォローの電話ができます。
(1)スタッフの生産性向上
一度作業が中断されると、元の作業を再開するまでに平均で23分15秒かかると言われています(ビジネス誌「Fast Company」の紹介研究より)。1日10回の来客で、受付対応したスタッフは、年間1,120時間の作業時間のロスをしています。
本サービスを活用し、お客様と担当者をロボットが直接つなぐことで、受付対応していたスタッフは本来の業務に集中でき、結果として社内の生産性が向上します。
(2)来訪管理のセキュリティ向上
企業のセキュリティ向上が求められる中、個人情報が含まれる来訪履歴の管理は重要です。受付に手書きの受付表を置きっぱなしで、誰が来訪しているか、外部の方に情報が筒抜けになっていませんか?手書きの来訪者カードへの記述が面倒だという声もよく聞かれます。
本サービスは、ロボットを通して来訪履歴を自動で取得し、セキュアなクラウドサーバにデータが蓄積されるので安心です。また、お客様やスタッフが面倒な入力作業をする必要は一切ありません。
その他、本サービスの詳細やデモ動画につきましては、以下のURLよりご覧いただけます。
https://sekkyaku-guide.com/company-reception/
「人とロボットが共創する未来をつくる」を事業ミッションとして、Pepperを活用したサービスの展開をいち早く手がけ、Pepperによる住宅業界初の接客アプリである「住宅接客 for Pepper」をはじめ、インバウンド接客案内を行う「観光案内 for Pepper」等、多彩なサービスを提供しています。
導入事例として、住宅展示場での接客アシスタント、茨城空港でのインバウンド対応接客、金融機関での顔認識を用いた接客案内、伊勢志摩エリアのホテルでのサミット関係者へのレセプション等があり、幅広い業界・シーンに活用されています。
https://sekkyaku-guide.com/
株式会社ユニキャスト(Unicast Inc.) 担当:疋田(ひきた)
茨城県日立市大みか町3丁目1-12
TEL:0294-87-6491(受付時間:平日10:00-19:00)
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